Azure

WindowsVirtualDesktopがGAされているので(その2)

その1で仮想マシンの展開まで行ったので次は接続、それとその他備考などをまとめてます

WindowsvirtualDesktop(以下WVD)への接続

その1で仮想マシンを以下展開したのでつないでみます。
方式としては以下2種類

●Web(HTML5が動作するブラウザ
※サポートされているブラウザは以下(モバイルOSは非サポート)
・Edge(Windows)
・IE(Windows)
・Safari(macOS)
・Firefox(Windows,macOS,Linux)
・Chrome(Windows,macOS,Linux,Chrome OS)

以下に接続し、Azureアカウントを使用してログイン※1
https://rdweb.wvd.microsoft.com/webclient

ログインを許可されているプールが確認できるのでシングルクリックを行うと
ローカルリーソースへのアクセスが確認されるので必要な設定を入れて許可
その後資格情報を再度求められます。


資格情報はWindowsAD(or AzureADDS)とAzureADで連携している関係上
ドメインユーザ/Azureユーザどちらでも同じドメインユーザとしてログインが可能。


●Client(正式版はWindowsのみ(2019/11/01現在))※2

Windowsのクライアントは以下
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-desktop/connect-windows-7-and-10
インストール後は「作業を開始する」で「申し込む」選択後、必要な情報を入れていけばいいだけです。
サインインに使用するユーザはAzureアカウント。

ログインしたら許可されているプールが表示されるのでダブルクリックでWVDに接続はできるのですが
設定をいじっておかないとデフォルトで全モニタを使用してリモートデスクトップ画面が開きます。

実運用時はVDIというものの扱い的に問題があるものでもないのですが
さすがに検証時は困るので右クリックから設定…

「すべてのモニターを使用」のチェックを外しておきます。

設定を終わらせたらダブルクリックで接続します。
Azureアカウントが表示されますが、そのままログインすると普通にドメインアカウントでログインします。※3

なお、クライアントの場合はWeb接続と以下2点が異なります。
・一度登録しておくとクライアント側で登録解除を行わなければAzureアカウントのログイン画面が省略可能
・自動的にローカルドライブがすべてマウントされる※4

※1.ログインはAzureアカウントを使用
※2.iOS/Android/macOSのアプリはプレビュー版
※3.Webクライアント接続時の認証と同じ
※4.ポリシー設定で拒否は可能

東日本リージョンでWVDを作成した場合の問題点

現時点で東日本にコントロールプレーンが存在している模様なので
本項目は参考程度のものとなります。(※2020/04追記)

現状コントロールプレーンが米国東部2にしかありません。
通信的に
1.接続元PC
2.コントロールプレーン(米国東部2)
3.仮想マシン(東日本)
4.接続元PC
と流れるため、どうしても通信遅延が発生します。

通信遅延がどれぐらいなのかというと以下のMS見積もりツールのJapan Eastの値となってます
https://azure.microsoft.com/ja-jp/services/virtual-desktop/assessment/
で、遅延を出さずに使用するにはトリップ遅延を150ミリ秒未満にする必要があるとのこと
…でも日本リージョンでは現状無理。

この状態で使うと割ともっさりします。

じゃあどうするか
・仮想マシンも米国東部2に作る※5
・あきらめて日本にコントロールプレーンが来るのを待つ
現状はここら辺しかないようです。

※5.AzureADDS使用時はAzureADDSも米国東部2に設置する必要あり

ライセンスについて

WindowsVirtualDesktopがGAされているので(その1)

でライセンスのことを記載しましたが、検証をするにあたって
「ライセンスが足りない or 間に合わない」…ということが割とあると思います。
それぞれのライセンスについて実際以下となってます。(2019/11/01現在)

●Azure
こちらは普通にAzureの無料枠があります。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/free/

●Microsoft365 or Windows10
その1の手順でで作成した場合、Windosそのものへのライセンスは付与されています。
そのためライセンスがない状態でも接続は可能です。
ただしWVDにアクセスするためのライセンスではないため、紳士協定と思ったほうがいいです。
…なので当然不足している部分は後でちゃんと購入/追加しましょう。

●RDS Software Assurance CAL(サーバOSの場合)
その1でも記載していますが、こちら紳士協定とのことです。
…同じく不足している部分は後でちゃんと購入しましょう。

また、Windows10-multisessionOSを使用する場合は
RDS Software Assurance CAL自体が不要となっています。

仮想マシンの自動起動に関して

●自動起動
ユーザ接続時に接続対象の仮想マシンが停止していた場合、
自動で仮想マシンを起動させる機能は実装されていません。
※Pooledの場合はオートスケールにてリソース不足時に停止マシンの自動起動は可能

ですので、Personalで作成したマシンに関してはポリシーなどで
ユーザによるシャットダウンを防止したりAutomationで使用可能時間の制御を
行う必要があります。

●オートスケール
WVD自体はオートスケールの機能を実装していません。
こちらはスケーリングスクリプトにより実装を行うこととなります。

最後に

基本的に今回記載している内容はプレビュー版とあまり変わってない、というか
「日本リージョンでWVDを作ってみた」
という状態でしかなかったりします。

なので次はGAしてから増えた以下の機能について洗っていければな、と…
・オートスケール
・診断ツール

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