Azure

Azure 資格試験の更新(2020年版)AZ-203編

2020年になり、早くも Azure 資格試験の更新がありました。
既に適用されているものもあるので、更新情報をお届けします。

試験一覧

2020/03/18現在、Azure 試験一覧は以下のようになっています。

AZ-103: Microsoft Azure Administrator (2020/06/30 廃止予定)
AZ-120: Planning and Administering Microsoft Azure for SAP Workloads AZ-203: Developing Solutions for Microsoft Azure (2020/05/31 廃止予定)
AZ-204: Developing Solutions for Microsoft Azure (2020/02/24 提供開始)
AZ-220: Microsoft Azure IoT Developer (2020/01/09 提供開始)
AZ-300: Microsoft Azure Architect Technologies (2020/07/28頃 廃止予定)
AZ-301: Microsoft Azure Architect Design (2020/07/28頃 廃止予定)
AZ-400: Microsoft Azure DevOps Solutions
AZ-500: Microsoft Azure Security Technologies
AZ-900: Microsoft Azure Fundamentals
70-487: Developing Microsoft Azure and Web Services (2020/06/30 廃止予定) 70-537: Configuring and Operating a Hybrid Cloud with Microsoft Azure Stack Hub (2020/06/30 廃止予定)

Microsoft の試験の特徴として、新しい更新版の試験がリリースされると、90日間は以前の試験を受けられますが、それ以降受けることが出来なくなります。
旧試験で合格した場合でも、認定の条件をクリアしていれば認定資格を得ることが出来ます。

更新情報

更新のあった試験について、変更点の情報を整理します。

AZ-203 Developing Solutions for Microsoft Azure

AZ-203は Azure 開発者向けの試験です。 この試験に合格すると、Microsoft Certified: Azure Developer Associate の資格を得ることが出来ます。

変更点について、項目で見るとかなり変更されています。 一つ一つ上げるときりがないので、割合の変更について記します。

Azure コンピューティング ソリューションの開発と言う事で、インフラ回りの範囲がまとめられ、割合も上がりました。(10~15%、20~25% ⇒ 25~30%)
ストレージは割合が下がりました。(15~20% ⇒ 10~15%)
セキュリティは割合が上がりました。(10~15% ⇒ 15~20%)
Azure サービスと3rd パーティ サービスの接続の割合が上がりました。(20~25% ⇒ 25~30%)

あと、203から204になって増える項目がいくつかあったので、その部分も。 App Service 関連
 •Webアプリにコードを展開する
 •Webアプリの設定を構成する
Cosmos DB 関連
 •ソリューションに適切なAPIを選択する
 •適切なSDKを使用してデータと対話する
 •Cosmos DBコンテナーを作成する
BLOBストレージ関連
 •適切なSDKを使用してデータと対話する
セキュリティ関連
 •アプリ構成およびKeyVault APIを使用してアプリ構成データを保護する
 •Azureリソースの管理対象IDを実装する
キャッシュとコンテンツ配信関連
 •キャッシュおよび有効期限ポリシーを構成する

AZ-204 試験範囲

大項目中項目内容
Azureコンピューティング ソリューションの開発(25-30%)IaaSソリューションを実装する•VMのプロビジョニング
•ARMテンプレートを作成する
•ソリューションのコンテナー イメージを作成する
•イメージをAzure Container Registryに発行する
•Azure Container Instanceを使用してコンテナーを実行する
Azure App Service Webアプリを作成する•Azure App Service Webアプリを作成する
•診断ログを有効にする
•Webアプリにコードを展開する
•Webアプリの設定を構成する
•自動スケーリング ルール(スケジュール、運用/システム メトリック)を実装する
Azure Functionsを実装する•関数の入力および出力バインディングを実装する
•データ操作、タイマー、およびWebhookを使用して機能トリガーを実装する
•Azure Durable Functionsを実装する
Azureストレージ向けに開発する(10-15%)Cosmos DBストレージを使用するソリューションを開発する•ソリューションに適切なAPIを選択する
•パーティション スキームを実装する
•適切なSDKを使用してデータと対話する
•操作に適切な一貫性レベルを設定する
•Cosmos DBコンテナーを作成する
BLOBストレージを使用するソリューションを開発する•ストレージ アカウントまたはコンテナー間でBlobストレージのアイテムを移動する
•プロパティとメタデータの設定と取得
•適切なSDKを使用してデータと対話する
•データのアーカイブと保持を実装する
Azureセキュリティを実装する(15-20%)ユーザー認証と承認を実装する•OAuth2認証を実装する
•共有アクセス署名を作成および実装する
•アプリを登録し、Azure Active Directoryを使用してユーザーを認証する
安全なクラウド ソリューションを実装する•アプリ構成およびKeyVault APIを使用してアプリ構成データを保護する
•KeyVault APIを使用して、キー、シークレット、および証明書を管理する
•Azureリソースの管理対象IDを実装する
Azureソリューションの監視、トラブルシューティング、最適化(10-15%)ソリューション内でキャッシュとコンテンツ配信を統合する•ソリューションにCDNを実装するコードを開発する
•キャッシュおよび有効期限ポリシーを構成する
•Azure Redisキャッシュでデータを保存および取得する
監視とロギングをサポートする機器ソリューション•Application Insightsを使用して、アプリまたはサービスでインストルメンテーションを構成する
•Azure Monitorを使用してソリューションを分析およびトラブルシューティングする
•Application Insights Webテストとアラートを実装する
•一時的な障害を処理するコードを実装する
Azureサービスとサード パーティ サービスに接続して使用する(25-30%)App Service Logicアプリを開発する•ロジック アプリを作成する
•Logic Appsのカスタムコネクタを作成する
•Logic Appsのカスタムテンプレートを作成する
API管理を実装する•APIMインスタンスを作成する
•APIの認証を構成する
•APIのポリシーを定義する
イベント ベースのソリューションを開発する 注:イベントモデルの作成は範囲内です•Azure Event Gridを使用するソリューションを実装する
•Azure Notification Hubsを使用するソリューションを実装する
•Azure Event Hubを使用するソリューションを実装する
メッセージ ベースのソリューションを開発する•Azure Service Busを使用するソリューションを実装する
•Azure Queue Storageキューを使用するソリューションを実装する

AKS、Azure SQL、Azure Searchなど、丸っと項目からいなくなっています。 どこかに紛れている可能性もありますが、学習範囲が狭められている(専門性が高まっている)のであれば、AZ-204の一般公開を待って、さらに日本語化を待ってから受験した方が学習コストは低いかも知れません。

ご参考になれば幸いです。

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