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AzureMonitorのアラートの種類と制限について
AzureMonitorで作成できるアラートには3種類あり、異なる制限があります。
各アラートの概要と制限を軽く紹介します
アラートの概要
アラートの種類 | 内容 |
アクティビティログアラート | Azureポータル、REST API等の外部から Azureリソースを操作した際のログから アラートを作成 例)リソースの削除 例)仮想マシンの起動、停止 |
メトリックアラート | AzureMonitor、Loganalyticsに保管された メトリックからアラート作成する 例)仮想マシンのCPU 例)ストレージアカウントの使用量 |
ログアラート | Loganalytics、ApplicationInsightsに 保管されたログから特定の条件を満たした アラートを作成する 例)特定のキーワードを含むログの件数 例)特定のユーザーのサインIN情報 |
アラートの制限
アラートの種類 | 規定値 |
アクティビティログアラート | 1サブスクリプション/100個 |
メトリックアラート | 1サブスクリプション/2000個 |
ログ アラート | 1サブスクリプション/512個 |
規定値を超過して作成する場合はサポートへ問い合わせ、上限値を拡張可能。
上記の制限から基本は1リソース単位よりサブスクリプション単位、リソースグループ単位といった内容で作成することでアラートの作成するを抑える必要がある
アクションについて
AzureMonitorで作成したアラートが発生した際に通知やFuncthionの実行等を
実行するアクションを設定することが可能です。
設定できるアクションは下記になります。
・ Automation Runbook
・ Azure Function
・ Azure Resource Manager のロールへのメール
・ 電子メール/SMS/プッシュ/音声
・ ITSM
・ ロジック アプリ
・ Webhook
・ Webhookのセキュリティ保護
いくつかのアクションについては別のリソースや別サービスへの設定が必要となります。作りこみが必要ない場合は電子メールでの通知が一般的と思います。
アクションにも制限があり電子メールのアクションに設定できるアドレスは1000個まで、1時間あたり100通までとなります。
アラートとアクションの制限についての詳細は
下記リンクのMicrosoft社のドキュメント参照してください。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-resource-manager/management/azure-subscription-service-limits#azure-monitor-limits