Azure

Azureクラシックリソース(Azure Service Management)VMの廃止について

 こんにちは。三醍醐です。

 先日、クラシックVMが2023年3月1日に廃止されることが正式発表されました。

 まだクラシックVM利用されている方は、Azure Resource Manager(ARM)に変更しなければなりません。

そもそもクラシックとは

Azure Service Management

 クラシックデプロイモデルとは、Azure Service Management(ASM)と呼ばれることもあるデプロイモデルです。

 まだWindows Azureと呼ばれていた時代から使用されていたデプロイモデルです。

 2014年にResource Managerが導入されて以降、Azure Service Managementはクラシックデプロイモデルと呼ばれるようになりました。

 現在はAzure Resource Manager(ARM)でリソースの管理を行い、クラシックデプロイモデルは非推奨となっています。

 2018年にはクラシックポータルが廃止されて、今回はクラシックVMが廃止されることになりました。

今回廃止される範囲

 今回廃止されるのはクラシックVM及び、その関連リソースです。

 そのため、クラシックVMで使用されて”いない”仮想ネットワーク及びストレージアカウントは影響を受けることはありません。

影響を受けないリソース

 ・クラウドサービス(クラシック)

 仮想マシン(クラシック)で利用されていない、以下のリソース

 ・ストレージアカウント(クラシック)

 ・仮想ネットワーク(クラシック)

現有のクラシックリソースの確認方法

ポータルでの確認方法

仮想マシン(クラシック)

Azureポータルから、[すべてのサービス]を選択して、[コンピューティング]カテゴリから[仮想マシン(クラシック)]を選択します。

種類が仮想マシン(クラシック)となっているものがクラシックVMです。

ストレージアカウント(クラシック)

Azureポータルから、[すべてのサービス]を選択して、[ストレージ]カテゴリから[ストレージ アカウント(クラシック)]を選択します。

種類が[ストレージ アカウント(クラシック)]となっているものがクラシックストレージアカウントです。

仮想ネットワーク(クラシック)

Azureポータルから、[すべてのサービス]を選択して、[その他]カテゴリから[仮想ネットワーク(クラシック)]を選択します。

クラシック仮想ネットワークが表示されます(仮想マシンやストレージアカウントと違って、ARM仮想ネットワークは表示されません)。

powershellでの確認方法

PowerShellで確認する場合、以下のコマンドを実行します。

仮想マシン(クラシック)

Get-AzResource -ResourceGroupName "リソースグループ名" -ResourceType Microsoft.ClassicCompute/virtualMachines

ストレージアカウント(クラシック)

Get-AzResource -ResourceGroupName "リソースグループ名" -ResourceType Microsoft.ClassicStorage/storageAccounts

仮想ネットワーク(クラシック)

Get-AzResource -ResourceGroupName "リソースグループ名" -ResourceType Microsoft.ClassicNetwork/virtualNetworks

ARMへの移行方法

クラシックからARMへの移行はAzureポータルで行うことができます。

https://portal.azure.comより

自動で検証・移行を行ってくれるため非常に簡単でしたが、以下の点に注意する必要がありました。

・仮想マシンをARM化する際は、所属する仮想ネットワークをARM化する必要がります。
・仮想ネットワークをARM化する際に、所属する全ての仮想マシンがARM化されます。
・仮想マシンは拡張機能を一度アンインストールしなければARM化できません。
・仮想ネットワークと仮想マシンをARM化しても、ディスクのあるストレージアカウントは自動でARM化しません。

詳細は下記の参考URLをご参照下さい。

以上、AzureクラシックリソースVMの廃止のお知らせと、確認方法でした。

参考:
『 2023 年 3 月 1 日までに IaaS リソースを Azure Resource Manager へ移行する 』 https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/we-re-retiring-azure-classic-vms-on-march-1-2023/
『プラットフォームでサポートされているクラシックから Azure Resource Manager への IaaS リソースの移行』 https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-machines/windows/migration-classic-resource-manager-overview
『クラシックから Azure Resource Manager への移行中に発生する一般的なエラー』 https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-machines/linux/migration-classic-resource-manager-errors

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